利他主義
「利他主義」や「利他の精神」について記述します。
正反対の言葉に「利己主義」という言葉があります。
利己主義・・・自分の利益を優先する考え方(自分が幸せになりたい。)
利他主義・・・相手の利益を優先する考え方(相手を幸せにしたい。)
利己主義は、自分のことばかり考えて他者を傷つけてしまうことがあります。更には上下関係があれば傷つけていることすら気づかないこともあるでしょう。結果、人は離れていき、自分も相手も幸せになれません。
利他主義は、相手を想い、相手の立場も考えて行動をします。課題や問題、達成感を共有することが出来、結果、信頼や感謝に繋がることになります。
これだけ聞くと、利他主義は良いことを書き記していますが、実際はそのように行かないことだらけだと思います。相手の為と思って行動しても、相手が感謝の意を発することが無い時もあるでしょう。
私が考える利他主義の本質の中に、相手に見返りを求めないことだと思います。
自分が手伝ったのだから相手も何か手伝うべき みたいなことを求めないことです。
もし、相手から感謝されたりお礼があったら、その時に初めて自己満足感を受けたらいいじゃないですか。
初めから見返りを求めた行動は、本当の利他の精神とは言い難いと思います。
私の経験上ですが、利他主義を第一に行動しているつもりですが、人生いろいろなところで実を結び、自分に返ってきたことがあります。5年後にその恩恵を受けたこともあります。
個人的には恋愛や結婚も同様なのかなと思います。
自分が幸せになりたいのでは無く、相手を幸せにしてあげたいと思えるようになりましょう。もしお互いがその気持ちであれば、一生を添い遂げることが出来るかもです。
理想論も多々ありますが、ぜひ利他主義の考えもあることを心に刻んでおいてください。